〜電車でGo! 2ハンドルマスコンPWMパワーパックの開発記録〜Last Update 2009.11.06
クルマ以外にも好きなものがあります。
そのひとつは鉄道だったりします。
車両は仕上がり・価格・手間隙を考えると買う方が絶対的に便利である。
しかし、車両を走らせる「パワーパック」は職業柄、どうしても買う気にはなれなかった。
自分で作れそうなものを、ましてや趣味の分野までも、メーカー品でまとめたくなかったのだ。思い付きは、いつも壮大なものである。
PlayStation2のゲーム『電車でGo!』の専用コントローラを改造して作ることにした。
『電車でGo!』は、そのゲームがヒットした故、多様なゲーム機に移植された。
勢い、専用コントローラも多岐にわたる事となった。そんな状況でPlayStation2のコントローラを使ったのは、単なる偶然である。
改造に向いたパワーパックも有るかもしれないが、作る前から判るわけが無い。
幸い、頑丈なケースによって、強度を気にせず回路を詰め込むことが出来た。写真をクリックすると大きな画像が開きます。
【ご注意】
当ページの内容は、フロントパネルと本体接続が未完成である他、
回路ミス・誤記含め、問題が残っている可能性があります。
また、写真は最新の改良が反映されているとは限りません。回路図の流用、クローン製作など当ページのご利用は大いに歓迎しますが、
参考にされる際は上述をご留意願います。当ページの内容に関するご質問は、鉄道模型SNS「トレイン・トレイン」に設けてある
私のブログ「Bトレ走行技研 ゴーン辻研究室」のコレクションにコメントにてお願いします。
2. 動作解説編 (執筆中・暫定公開)
3. 資料編
(1)回路図
回路図の修正内容は リリースノート(テキストファイル) を参照してください。
回路図 ver.2(PDF版、A3サイズ) 回路図 ver.2(CADデータ版)
回路図と実装図は、水魚堂が開発しフリーで配布している回路図作成ソフト BSch3v を使って書きました。
動作が軽く、直感的に使えるのが良いです。
新たにインストールされるのでしたら vectorで配布しているスタータパッケージ が大変便利です。※回路図CADデータ版の表示に必要な部品ライブラリ(BSch3vで表示する際は必要になります。)
モータ オペアンプ ディスクリート部品 実装図用ライブラリ
(2)実装図 [個人的な備忘録です、ご承知置きください] 回路CADで無理矢理書いてます。
実装図 ver.1(PDF版、A3サイズ) 実装図 ver.1(CADデータ版)
(3)開発日記(PDFファイル)
その7 その8 その9 その10 その11 その12 その14 その15 その19
(4)回路シミュレータによる波形解析
解析ソフトは「講談社ブルーバックス『CD-ROM付 電子回路シミュレータ入門 増補版』付属 CircuitMaker Student V6.2c」
を使用しています。Circuit Makerの使い方 解説ページ
【波形解析データ(PDFファイル)】
シミュレーションモデル回路図
R7を5%に設定した際のPWM波形変化(全体像)
R7を5%に設定した際のPWM波形変化(PWM出力スタートの拡大表示)
R7を95%に設定した際のPWM波形変化
シミュレータを使った感想
(5)主要部品データシート
PWM発振源オペアンプ・NJM2904 PWM出力FET・2SK1010 タイマ・NE555