〜「いすゞ」のあるサーキット生活〜

★★ 2003年11月23日 Nostalgic Car Race KRS (片岡レーシングサービス) 主催

KRSさんのHPには 順位 が表示されています。(N1Pクラス)

写真をクリックすると大きな表示になります。


★★ 夜明け

サーキットの朝は早い。
この日、セントラルサーキットのゲートオープンはAM6:00。
しかし主催者であるKRSのメンバーは更に早くから(もしかして前日?)サーキットに入っている。


★★ ADVAN 清 Gemini

いつもアドバンからーが映える、綺麗なジェミニ。
アドバンのユーザーではあるが、ただそれだけです。
 

この日のために、インパネを剥がしてメータパネルを作り直したんだそうである。
はるばる茨城県から遠征した清さん、KRSとセントラルサーキットにハマってしまったそうである。
 
 

アドバンジェミニ・岡野 清、決勝レースを語る。

11月23日、曇り、今日はとても寒い!
予選も含めた練習走行も無事終わり、決勝レースはクラス7位、総合で19位であった。
いよいよ決勝レースの時間もせまり、車の点検をする。

タイヤは予選用のSコンパウンドからMコンパウンドに履き替えた!
燃料は、燃料計をみるとまだ残っている。
筑波だとこの量で20分を走りきれるので、7周のレースなら持つだろう。
燃料を入れると重くなるので、よし、このまま行こう!!

さあ、いよいよレースの時間だ!
続々とピットレーンに車が並び始めた!心臓がドキドキしてきた!
いよいよフォーメーションラップが始まった。
各車がコースを右に左にローリングしてタイヤを暖めている。
もちろんオレもタイヤを暖めて、ブレーキもレース用のパットを使用しているので、
1コーナーで利くように左足でブレーキを踏んで、わざと引きずるようにして暖めておく!
最終コーナーを抜けて、スターティンググリッドに車をつける。

泣いても笑ってもこれが最後、気を引き締めて前を見据えるオレ。
前方の電光掲示板に30秒前の表示が出た!ブリッピングを始めるオレ。
5秒前の表示、いよいよだ!

表示板が赤になり、点灯が消えてスタート!
オレは当初の作戦通り一番アウトに出る。
作戦通りアウト側には誰もいない、やったぜ。

ぐんぐん加速して1コーナーを目指す!
団子状態で1コーナーになだれ込む各車。
オレも1コーナーに飛び込もうとしたところ 1台の車がアウトにふくらんできて、
弾き出される形でアウト側のタイヤがダートに落ちてしまった!

何とか立て直し、裏のストレートに向かってアクセルを踏み込むオレ。
裏のストレートからコーナーに入っていったところで、前を走っていたオレンジのPFがKPと接触した。
しかしお互いに立て直し次のコーナーに入っていく。
オレもKPを交わして行こうと思ったが、立ち上がりでおいて行かれてしまう!
パワーは向こうの方が上みたいだ!
直線で差を付けるKP、コーナーで差を詰めるオレ!白熱のバトルを繰り広げていった!

周回数を重ねていき残りの周回数が3周、2周と減っていき、
ラスト1周となって裏のストレートからコーナーにさしかかったとき、
ふと、上位の2台がリタイアしたことを思い出した!

オレは7位だったよな、と言うことは上位2台がリタイアして、
おなじクラスには抜かれていない・・・・これは5位入賞か!!と思い、
コーナーにつっこんでいくオレ。

そのまま立ち上がり加速しようとアクセルを踏み込んだその時、
ボボッ・ボボッ・ボォォォォォ・・・・・突然エンジンが吹けなくなってしまった。
しまった、エンジンブローか!!

そのまま力無くオレのPFはコース脇に止まってしまい、オレはコースの外に待避した!
これでオレのセントラル遠征は終わったな!!
通り過ぎる各車に手を振るオレ!

レースが終わり、サーキットの車に牽引されて、ピットに戻り、原因を確かめる。
どうやら、燃ポンの音がしない、原因は燃ポンか・・・・・しかしよくよく確認したら
・・・・・これってガス欠(涙)!!なんて間抜けなんだ!!

力無く、うなだれるオレに突然の電話、みると自宅からだ!
電話に出ると娘が、「お父さんどうだったの? 」ときくので
「途中で止まっちゃったよ 」と答えると娘の一言・・・・・・「ダメじゃん」(爆)!!
クソー!!必ずリベンジするぞ?・・・・・ガソリンは満タンでね(爆)!!


★★ Black and Blue モリテク Gemini

関東のPFワンメイククラブである「Black and Blue」に所属されているモリテクさん。
高い学習能力と、カートで鍛えたクレバーな走りで、タイムはN1Pいすゞクラス3位。
 

彼のPFはダウンドラフト形状のキャブが付いている。
今回の走行にあたり、インマニとボンネットの隙間が狭すぎる問題を解決するべく、
なんとボンネットに長方形の穴を開けてきた。
冷静な走りと裏腹に、やることはスパルタンである。
しかもその加工を行った場所なんて、とても書けません(^^;;;
 

切ったボンネットで自走するには、エンジン保護のためにキャブの防塵が必要になる。
そのため、急遽、金網を使ってフードを作ってきた。
 

キャブはウェーバかソレックスか、忘れてしまいました。



★★  ホルスタインういゆう Gemini

徳島から遠路はるばるやってくるホルスタインPF。
毎回どこか手を入れてくるマメさには恐れ入る。
今回はフロントグリルが変わっていた。
(まだ他にもあったかもしれない)



★★  マエストロ Gemini

わたしの宿敵、マエストロ岸本氏は遂にインジェクションを捨ててキャブ+ハイカム化。
空燃比計をセットして、セッティング変更を容易にできる仕組みを持っている。

レギュレータを使っていたが燃料ポンプの種類は未確認。

ステアリングの前に有るのは空燃比計。
マフラーは横出し。
オイルエレメントは脱落防止のワイヤーロックが。



★★ ジェミニより速いベレット 

一緒にKRSで走るようになって3年くらいではないかと思う。
それが、今回のレースではN1Pいすゞクラス2位である。
クルマもドライバーも成長著しい、というところ。
フロントブレーキはポルシェボクスターのものだそうな。

エンジンはアクエリアス製なんだそうである。
 

助手席バルクヘッドには点火系のパーツが。



★★ カスターカップ車両 下辻建装Gemini

逆スラにチンスポイラーは良く似合う。
リアバルクヘッドには巨大ウーハースピーカー。
ロールバーにぶら下がるパラッパラッパーのキャラクター。



★★ ヌックリーダ とり肉 Gemini

ドライバーは「ヌック」というチームのリーダである。
「ヌック」というのは元々、某都市ガス会社がプロデュースしている
床暖房セントラルヒーティングの商品名である。
PFに関しては床面のアンダーコートを剥がしてしまうと、
排気熱のため一年中、床暖房になるんである。



★★ ハルキの面々

ユアサバッテリの看板とGTウイングを背負っているのは、
前回まで117クーペで参加していたエントラントである。
ユアサバッテリの看板は愛社精神の現れか?
決勝ではエンジンスタートできずリタイヤ、残念。
 

わがPF銀次のカゲムシャー、銀次もどき。
PFに詳しくない向きには、私の銀次と同じに見えるらしい。
 

これからリアショックを取り外すところ。
ブレーキトラブルで緊張感を失ったので、こんな感じになりました。



★★ パドックにて 


★★ レース本番


 



★★ ハルキPF 

レース一週間前になってピストン溶解が判明、急遽有り合わせの
ノーマルエンジンで出走したハルキPF。
タイムも5年前のレベルに戻ってしまい、今回はいいところ無し。


Last Update 2003.12.13

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