〜いすゞ Gemini ZZ/T のある生活〜★★ フロント・ショックアブソーバ ビルシュタインからKONIへ
ビルシュタインはガス封入である。
しかも、使っているのはハイエースレジアス4WD用と、減衰力はかなり高い。
アタリは意外にもソフトで街乗りするにも不自由はなかったのだが、応答性は高い。すなわち、高応答性に普段から慣れていないと、いざサーキットでは使い切れず乗りにくいだけ
の足回りになってしまうということである。
・・・というか、そうなってしまった。
つまり、腕をカバーするはずの投資が裏目に出てしまったのだ。応答の遅いショックに換えたらどうか。
そこでKONIである。
取り敢えずバネはそのままで様子を見よう、ゆっくり沈むロールからやり直せば腕もついてくるかな・・・
と思い、KONIを入手するべく神戸のスピードショップF-II に電話したのだった。兵庫県神戸市長田区「スピードショップF-II」( Tel: 078-731-5765 ,10:00-19:00 )
写真をクリックすると大きな画像になります。
さようなら、ビルシュタイン。
上のナットを解く。六角レンチが必要だった。
下の取り付けを解く。
たったこれだけでショックがはずれてしまうとは、なんとシンプルなことか。
ワッシャーが入っている。これはショックの方が狭く、アッパーアームの取り付けが広くて
ショックの取り付けが不安定になることの対策である。
取り外したビルシュタイン、アッパーアーム、そしてフェンダーを内側から見上げてみた。
これを見ると、ショック上部取り付けの位置は溶接で決まる様である。
車体製造時にバラツキが出ないような作り方をしていたのだろうか。
こんにちは、KONI。
ショック下部の取り付けはオフセットされていた。
水色マーキングが手前に向くように着けると、オフセットの意味が理解できた。
カバーの内側にはフルボトムを防ぐ詰め物が入っているので、細長いドライバーで押し出す。
ドライバーで押すと、こんな詰め物が現れる。
こいつを取り払って(手で簡単に取れる)、ようやくフルボトムするようになる。
つまり、減衰力を調節できるようになるわけである。
上を差し込み、アッパーアームの取り付けにかかる。
ブッシュが硬く、ドライバーを使って位置を決めてやった。
フェンダー側をダブルナットで固定する。
ブッシュが膨らみすぎない様に締め具合を調節するのが、アタリをソフトにするコツか。
KONIの脱け殻
スピードショップF-IIで買うと、必ずフェルトペンで何か書いてある。
壁一面にショックの在庫が積まれているので、まぁ当然か。
KONIの付録
取扱説明書とステッカーが梱包に含まれている。
Last Update 2004.01.17