〜梅小路蒸気機関車館のある風景〜

★★ 2005年12月4日
Last Update 2005.12.05
クルマ以外にも好きなものがあります。
そのひとつは鉄道だったりします。

ふと思い立ち、梅小路機関車博物館のホームページを見ると
『SLスチーム号 11月16日(水)〜12月4日(日)  D51 200号機 』
とあるのを発見しました。
12月1日のことです。

SLスチーム号は12月 5日からはC61 2号機、その先は例年8630号機が牽引するので、
おそらく春先まで、走るD51 200号機を観ることはできないだろうと思いました。

2005年4月のに起きた「尼崎脱線事故」の影響で運転を自粛されたため、
D51 200号機を観るチャンスはそう多くないだろう、梅小路は冬が旬だ、と
いろんな思いが交錯して、私は8mmVHSビデオの充電を始めていました。


MPEG1を再生できるプレイヤー が必要です。

ストリーミング配信ではありませんので、(Windowsでは)右クリックで「ファイルを保存」してご覧ください。

普通に人指し指で左クリックするとWindowsメディアプレイヤーが起動して、 ビデオ再生がはじまると思います。
ところがこの操作は、このページを見ている、あなた以外の方のweb閲覧を遅くしたり、何かと影響が生じます。
これはサーバ能力が映像を連続して送り出すことに取られてしまうためです。

サーバ強化も予定しておりますが、極力「ファイルを保存」してご覧いただきますように、
ご協力お願いいたします。
 

出発待ちのD51 200 SLスチーム号 (25.8MByte)
ベテラン機関士が、投炭の技を次の世代に伝授する投炭シーン。

D51 200 SLスチーム号 車窓ビデオ (113.1MByte)
車窓といっても、レール運搬用などの事業用車両?の台車を履いた
トロッコ列車なので、窓などありません(笑)
梅小路公園に沿って敷設された専用軌道を往復します。

D51 200  SLスチーム号 出発[その1] (195.9MByte)

D51 200  SLスチーム号 出発[その2] (68.3MByte)

D51 200  SLスチーム号 到着[その1] (63.6MByte)

D51 200  SLスチーム号 到着[その2] (9.6MByte)
スチーム号を待っていたら、クロハ183を先頭とする京都発15:25天橋立行き、
特急『特急はしだて5号』がやってきたので、急遽、ビデオを向けました。
その為、スチーム号の入線シーンが途中からになってしまいました。

D51 200 SLスチーム号 出発〜到着、客車の切り離し操作  (55.2MByte)
休日には来客の状況によって臨時運転することがよくあります。
この日、スチーム号15:30の運転は2往復となりました。
最終運転のあとは客車を切り離し、機関車は最終的に留置線に移動します。
スチーム号が山陰線の高架をくぐる直前、偶然にもクモハ112(114?)を
先頭とする、京都発15:38園部行き普通列車(2両+4両)が通過していきました。
全車、湘南色なのは、今後珍しくなってしまうかも。

D51 200 転車台で一回転〜補給線に移動  (36.4MByte)

D51 200 ガラ落とし、給炭・給水作業〜転車台〜留置線に移動  (130.9MByte)
石炭の燃えかすを落とす「ガラ落とし」、どんどん出てくるガラの量は、さすが大型機。
ガラ落としの次は、給水と給炭の同時作業。歩くより遅い速度で数メートル後進しますが、
いつもながらの位置決めの正確さと給炭作業は、エンターティメントです。

D51 200 ガラ落とし、その後  (5.4MByte)
石炭の燃え殻は高温なので水槽に漬けられています。
その石炭の燃え殻をフォークリフトで持ち上げて、燃え具合を見ながら
運転操作の善し悪し・ノウハウを、ベテランが若手に引き継いでいきます。
通常、休日のSLスチーム号運転では見られない光景ですが、
マイクの感度が悪くて会話の内容までは録れてませんでした、残念。

投炭練習 (223.0MByte)
SLスチーム号、最終運転のあとに行われていた投炭練習。
ベテラン機関士が若手に伝える投炭フォーム、偶然観ることができました。
燃料補給は基本的には人手で行われる(自動給炭装置もありますが)
蒸気機関車ならではの世界。如何に体力を使わずに、自在に投炭できるか。
この訓練が長距離・高速運転を支えてきたと思うと、機関士さんには本当に頭が下がります。
なお、このビデオはVHSにて機関士さんに差し上げました。

留置してあった C62 1 と旧型客車 (9.7MByte)

梅小路運転区救援車 マニ50 (19.1MByte)

嵯峨野観光鉄道 DE10 留置線〜転車台〜留置線
マニ50の向こう側に停めてあったDE10がエンジンを始動してから約一時間後。
私は D51 200 の留置線入線を撮り終わって、転車台の傍らでボーっと立っていたら
係員が「次はディーゼル!」と大声で指示をしていました。
おもむろにビデオを向けました。

B2010 展示線〜転車台〜展示線往復  (52.0MByte)
SLスチーム号を降りたら場内アナウンスでB2010の展示運転のアナウンスが。
慌ててB2010に向かって全速ダッシュ!次の瞬間、足元が縺れてヘッドスライディング!
 コーデュロイのGパンは両膝が石炭で真っ黒&破れてオシャカに。
背中の方から「走ったら危ないねぇ」という、たぶん、お孫さんに諭しているであろう声が聞こえてきました。
しかし、地面に叩きつけられたはずの約10年使い続けたビデオカメラ(SONY CCD-TRV66)は
傷だらけになりましたが、しっかり生きていていました。撮影もPCキャプチャも問題なし。ラッキー!

B2010 転車台〜ガラ落とし&給炭〜転車台〜扇形車庫  (89.0MByte)
B2010は本当に小柄な機関車ですが、出てくるガラの量はしっかりあります。
ガラ落としの時の湯気が水タンクとボイラーの隙間から立ちのぼるのも新鮮でした。
また、少量の石炭を積み込むテクニックと、ひとつの石炭石も無駄にしない姿勢。
「落ちた?ちょっとくらい堪忍して。」
で笑いあえる心意気に、資源を無駄にしないという当たり前のことを再認識させられました。
(もちろん企業として、燃料費を無駄にしないという視点もありましょうが)

在来線の往来 (26.5MByte)
蒸気機関車を撮る傍ら、東海道本線にもカメラを向けてみました。
何が出るか、お楽しみに。

扇形車庫の風景  (59.8MByte)
いつも何がしかの作業をやっている工場を、流し歩きつつ撮ってみました。

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