〜シグナス森林鉄道〜

★★ 2003年10月
クルマ以外にも好きなものがあります。
そのひとつは鉄道だったりします。
 

『ツール・ド・箕面』に行くようになって、その存在を知った。

能勢電鉄の職員による、こだわりの手作り鉄道。
遊園地の乗り物、という感覚で作ったら、
運輸省から軌道法に抵触しないか視察チェックされたそうである。

また、桜谷軽便鉄道が能勢電鉄の沿線にあるよ、というようなことも聞かされた。
なんともマニアックな職員の方々である。

運行は不定期で、
春の連休シーズン、学校が夏休みになる期間、秋の連休
といったところだそうである。

ちなみに、このページの殆どの写真とビデオは2003年10月13日に
撮影したものであるが、この年の最終運転とのことであった。

この鉄道に乗るには、運航状況を事前に能勢電鉄に問い合わせることが肝心である。


 

ベガ駅のホームで出発を待つ列車の姿。
特にダイヤもないので、正確には 「乗ってくれるお客を待っている」 というところか。
実際、ホームの傍らで栗を七輪で焼いている男性に
「今日は動いてますか?」
と聞くと
「乗りますか?」
と言われたので、あわててビデオとデジカメと財布を取り出したのだった。
 

    

能勢電鉄謹製のバッテリー機関車である。
が、たぶんに加藤君を意識しているように感じられる。
 

   

こだわりの運転席。
焼いていた栗を買って、食べながら話をした。
この運転席の造りはどうだ!というような話だったと思う。
秋の味覚も、話の中身も充分に堪能したのだった。
 

運転記録(売上記録?)。
運賃は大人200円、子供100円。
写真100円というのは謎である。
切符を失くしてしまったのがイタイ。
 

 

 

 

客車である。
とにかく小さく狭い。
ひとつのボックス席に、おとなが二人座るのは困難である。
 

 

出発である。
駅を出ると直ちにラックレール区間に入る。
歩く方が速いくらいの速度でノロノロと登る。
 

 

うしろの方から「いいなぁ、乗りたいな〜」という声が
いつまでも聞こえていたので振り返った。

なんと、子供たちが車両のあとを歩いて追いかけているのだ。
ま、そのくらいのスピードということでもある。

しかし、運転手が振り返って「危ないから止めなさいぃ〜」と
大声で言うと、いつのまにか聞こえなくなっていた。
 

列車は目的地である「アルタイル駅」 に進入した。
しかし、ホームは無く、極めて小さくタイトなターンで折り返しになっている。

栗を焼いていた男性曰く「力技で曲げてますからねぇ〜」だそうである。
 
 

 

アルタイル駅には停まるわけでも無く、
これまた極めて低速でタイトターンを通過して
アルタイル駅をあとにする。
 

  

アルタイル駅から穏やかな下り坂を進んで、
起点のベガ駅に戻っていく。
「密着注意」の立て札は、ポイントが正しく切り替わっているか
注意を喚起するものと思われる。


8mmビデオで撮った動画

(MPEG1を再生できるプレイヤーが必要です)

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Last update 2005.12.04

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