〜いすゞ Gemini ZZ/Tのある生活〜

★★ エンジン・ブローの記録

  2000年2月2日のことです。
 入手して一週間後、買った目的であるサーキット走行のために、岡山県のTIサーキットに出かけました。
 TIWP(TIサーキット・ウィークデイ・パワーズ)という、サーキット非会員でも参加出来る、初心者向けの
 走行会に参加するためです。

  30分の走行が3回あります。タイム計測も有料で可能なのですが、TIサーキットは全く初めてだったので、
  計測する意味は無かろうと思い、止めておきました。

  走行内容は、1回目は全くの様子見、昼食後の2回目は同行から教えてもらったコースセオリーを守って、気持ちよくバトル。
 3回目は、調子に乗って最初から気持ちよくバトルが始まった、と思ったら、 1周半でエンジン・ブロー
 バックストレートのエンドで、ヘアピンを曲がりながらエンジンからバキバキ音と煙が発生、ヘアピン出口でコースアウトして、
 走行会は終了しました。

  原因は、油圧低下に気が付かずにブン回したことにあります。
  PFの純正油圧計は反応が鈍いですが、それでも 2kg を割った状態で走ってはイケマセンよねぇ(遠い目)


●壊れたエンジンブロック

穴が開いているのは、4番シリンダのあたり。

 


●クランク全景

4番のメタル接触面が真っ黒に。



●クランク拡大映像

熱で溶けたかのようです。



●クランクのオイルギャラリ

溶けて、半分塞がっています。怖いですねぇ(泣)



●ピストンとコンロッド全景

ピストンはトモエ製を奢っている割には、コンロッドは加工すらないノーマル品。
左から1,2,3,4番の順で並んでいますが、3,4番の異常が見て取れます。



●2,3番ピストン&コンロッドの比較

コンロッドが曲がっています。ピストンスカートが欠けています。シリンダーにもキズがありました。



●4番コンロッド

激しく分割されてしまいました。


Last update 2003.07.13

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