★★リヤ ショックアブソーバ
〜いすゞ117Coupe のある生活〜ショックアブソーバーは神戸市西区にあるYZ(ワイズ)というお店のオリジナルで、「86R」8段調整式ガスショックを使っています。
気になるお値段は 16500円/1本也でした。(2000年 1月時点)
「86R」はYZが商品企画してTRDが発注、トキコが製造していると見受けられますが、未確認です。これは元々、トヨタのカローラレビン・スプリンタートレノ(いわゆるAE86)用ショートストロークのもので、これが偶然にも117クーペに
互換性があります。同様のものにはロングストロークもあり、間違って使うと底突きするそうですので注意が必要です。寿命のほうは概ね、実績4年くらい持ちました。硬さを最初に 3 にセットしておき、経年劣化でヘタりが来ると 4,5,6 と固くしていけば
好みの乗り心地を維持できます。使用感(主観ですが)
最もソフト → ノーマル並にソフト。ロールが大きくなるので酔ってしまうかも。
最もハード → ボディが痛むかと錯覚するくらいハード。とても街乗りできません。でも、サーキットでは不足するんだなぁ。●リア取付け方法は
1..リアシートを畳んだところに有るナットを外します。
2.ホイールナットを緩めて、純正のジャッキで目一杯アップ。
3.タイヤを外します。
4.ショック下側のナットを外します。リヤブレーキの裏、ドライブシャフト前方にあります。
5.ショックを前方に押し出すと、外れて落ちます。固着しているかもしれませんので、力技で。
6.新しいショック上側にブッシュを差し込んで、手探りでリアシート付近の元々差し込んであった穴に挿し込みます。
7.ショック下側も元々のように差し込んで、ナット止めしてしまいます。ガス封入タイプは押上げるのにパワーが要るかも。パンタジャッキで工夫してください。
8.タイヤを付けます。
9.ジャッキを降ろし@ホイールナットを本締めします。
10.リアシートを畳んだところにショックの頭が出ていますので、ブッシュとナットを留めます。注意 : ブッシュをナットで締めつけるとき、ブッシュの変形は気持ち程度にしておいてください。
工具は、10ミリのメガネレンチ、14ミリの薄いスパナ2本(ダブルナット用)くらいで済んだと思います。車載工具では辛いかも。
慣れると10分で出来ます。
トライされる方はご自分の責任でドーゾ。
●KONIリアショック
以前に乗っていた117クーペ(Giugiaro custom)では、前後のショックアブソーバーに「KONI」117用 無段階調整式を使っていました。
調整方法はフロントと同じで、一杯に縮めて回すだけ。セッティングは一杯締めから一周戻し(でも硬かった)。
SOHCエンジンを積んで、フロント重量も軽いためか、ハンドリングは良かったです。
しかし、ガスを封入しないオイルショックというのは硬かったなぁ・・・。
硬いガスは跳ねる、とも聞きますが(YZは跳ねません)、一体どっちなんだ(笑)クリックすると拡大写真になります。
●余談
YZに電話で発注するとき、『117クーペに使う』 といったら笑われてしまった(^^;
Last update 2003.02.21